<治療の流れ>

    @問診表を記入していただいて、それを元に問診を進めていきます。
    
    
A検査
     
スタティックパルペーション(静止触診法)  
       立位・座位・うつ伏せの姿勢での身体の状態を確認する検査法
       
背骨の捻じれや傾き
       
肩や骨盤の高さ
        
足の長さの左右差
       
軟部組織(筋肉・内臓)の硬さなど


      





     モーションパルペーション(可動触診法)
       施術者が患者さんの身体を動かして関節の動きの有無を確認する検査法


     これらの検査を駆使する事で痛みなど症状の原因を探し出し
     治療していきます。
  
     当院では慰安的な全身マッサージや部分矯正のような事は行なっておりません。
     それは症状の出ている部位のみの治療や原因と関係の無い部位の治療を行なう事は
     患者さんにとって負担にしかならず症状が悪化したり、1〜2日くらいで症状が
     再発してしまう事があるからです。

     例えるなら症状を抑える為に薬を飲み過ぎると自律神経症状
     (更年期障害様の症状)を感じるようになったりと2次的な問題が起きてしまう。
     この事と同じ事が言えるでしょう。

     痛みの根本的な原因を探し、治療することで症状の改善もみられ
     その良い状態が長く維持できるのです。

  
        その原因の一つの例としてこちらをクリックしてください。


         ※もちろん例以外の原因もあり、その人によって異なってきます。


    
B治療

 骨格(背骨・骨盤・頭蓋骨・各関節)の矯正
 軟部組織(筋肉・靭帯・内臓)や神経系の調整
 日常生活内で行なえる自己管理法(ストレッチ、注意動作や呼吸法)など

                                                            
                                                                                                                                                      


   当院はSOT(頭蓋仙骨療法)、オステオパシーというソフトな手技療法も
   行なっておりますので、バキッ・ボキッと音のなる矯正が苦手の方も安心
   して治療を受けられます。

     





                                                                                                                                
カイロプラクティック(Chiropractic)について
   1895年にアメリカ・アイオワ州ダベンポートのダニエル・デビッド・パーマー
   により創始されギリシャ語のChiro「手」とPrakticos「技術」の造語で
   脊椎矯正療法とも呼ばれている。
   身体の不調は神経の集中している頚椎・胸椎・腰椎・仙骨の中で神経が
   圧迫されるため起こる。 
   人間は2足歩行を始めた時から椎骨に多大なストレス(重力による圧迫)を受け
   そのストレスにより
椎骨のズレが生じてしまう。
   手技により椎骨のズレを矯正する事で神経圧迫を取り除き、機能の回復を
   図っていく治療法である。
   
   日本では正式に医療としては認められていないが
   アメリカではドクター・オブ・カイロプラクティック(D.C)として
   一般のメディカルドクター(医者)と同様に受けられられている。




オステオパシーについて
   オステオパシーは1874年にアメリカ・ミズリー州の外科医アンドリュー・テイラー・
   スティールにより創始され、ギリシャ語のOsteon「骨」とPathos「病気・治療」の
   2つの言葉を組み合わせて名づけられました。
   スティールが手技療法を発想する動機は、自分が医者でありながら3人の子供を
   流行性脊髄炎で亡くしてしまい、それまでの薬中心の医療に疑問を持った事が
   始まりでした。
   そこで彼は伝染病などの免疫力に対して研究した結果
   「人間の免疫力を低下させるのは神経や血液の循環を障害する関節の動きに
   ある」と結論に達したのである。
   彼は「関節の可動性」を回復させる事によって多くの病人を助ける事が
   できるようになり、瞬く間に多くの人々に知られる事となったのです。

   オステオパシーは関節の動きの低下筋膜の歪みを治し神経系や
   動脈・静脈・リンパなど循環器系の働きを良くし、頭蓋骨調整で
   脳脊髄液(脳や神経系に栄養を送っている血液の一種)など脳神経系の機能の
   回復を図る事を目的とされています。

   オステオパシーもアメリカやヨーロッパなどで積極的に治療に取り入れられ
   ドクターオブオステオパシー(D.O)として、一つの医療を確立していて
   投薬や外科手術も認められています。


   

                                                         
鍼(はり)について
  当院の鍼は滅菌器で完全消毒されたディスポ鍼(使い捨て鍼)を使用しております
  ので安心です。
  鍼の太さは0.16〜0.24mm程度ですから、注射鍼はもとより髪の毛よりも細いので
  刺した時の痛みはほとんどありません。
  ただし皮膚には痛みを感じる点が無数にあり、極まれにそこに当たるとチクッとする時も
  ありますが注射の時と比べると全然痛みはありません。
  鍼を奥に入れていくと「ズーン」と重くなるような感覚がする「鍼の響き」というものが
  あります。
  これは鍼独特のもので響きを感じた方が効果的ともいわれています。


  治療は身体の表面にある「経絡(ツボ)」や筋肉に物理的な刺激を送り、東洋医学でいう
  「気の流れ」や西洋医学でいう「血液の流れ」の循環の回復を目的としております。

  現在では医療分野だけでなく、スポーツ・美容・教育分野・その他企業における健康管理
  など活躍の場は飛躍的に広がりつつあります。


お灸について
   お灸とは「もぐさ」を身体のツボの上で燃やして、ツボや周りの筋肉・皮下感覚受容器に
   温熱刺激を加える治療法です。
   冷え症や下肢の浮腫みのある方に効果的です。


最近ではWHO(世界保健機構)でも鍼灸治療は研究されており、特に運動器系・神経系
呼吸器系などの疾患に効果が高いとされています。
また痛みに対する麻酔効果・疾患になる前の健康管理やクオリティー・オブ・ライフの向上など
医療現場でも応用されています。